静かに凪いで光り
銀箔のように島々を
散らす場所
穏やかな凪とやさしい陽光が人々の心を和ませる場所、瀬戸内。
この場所は古くから人々の往来と物流を担う交通の要衝として、親しまれてきました。
三宅本店がある呉市は瀬戸内海のほぼ中央部に位置した、特に温暖で豊かな環境と質の良い水に恵まれた土地です。
柑橘・稲など農産物の育成が盛んで、特に柑橘は広島県を代表する主産地になっています。
また、静穏な海と多くの島々・長い海岸線には多様な魚たちが住み、漁業やカキの養殖環境にも恵まれています。
この自然あふれる土地で、私たちは酒造りを行っています。
Story
瀬戸内から、
世界の人々を
感動させる
SAKEづくりを。
私たち三宅本店は1856年(安政3年)、広島 呉の地に創業。『伝統を守りつつも新たな挑戦を続ける』という強い意志のもと、酒の味を大切にしながら100年以上に渡って日本酒造りに取り組んでいます。
広島から始まり全国・海外に酒をお届けする中で、この瀬戸内で育まれた酒の魅力を世界に伝えていきたいという強い想いは日に日に増していきました。そして2020年に瀬戸内の地でジンの開発に着手し、2021年からはウィスキーの開発に取り組んでいます。日本酒にとどまらず蒸留酒という新たな角度から、素材を活かした瀬戸内の酒の美味しさを世界に発信し続けます。
Water
独立峰の伏流水を、
井戸からくみ上げて
酒造りに最も大切なのは『水』です。
私たちは仕込みに灰ヶ峰伏流水を使っています。
灰ヶ峰は広島県呉市に大きくそびえ立つ標高737mの独立峰です。
灰ヶ峰の地下に流れる伏流水を、自社の井戸で地下60mから汲み上げて使用しています。ほどよくミネラルを含む上質な水は軟水に分類され、口当たりがやわらかくまろやかで飲みやすい特長があります。
質の良い水を使うことが、酒の美味しさにつながります。
Facility
厳選した蒸留器で、
最高の味を
各蒸留酒の味わいを最大限引き出す設備を選定しています。
特にウイスキーは、自社製造を行うために麦芽粉砕機から蒸留器まで一式を海外より輸入しました。1000Lとコンパクトではありますが、理想の味を目指すにあたり、最も適したのがこの蒸留器だと私たちは考えています。
風土・人・工程・情熱から生まれるスピリッツ
瀬戸内の穏やかな海から世界を見晴るかす
SETOUCHI DISTILLERYだからこそ
生まれる情熱。
一つひとつの工程に今できる
最高の品質を詰め込んで、
SETOUCHIの魅力を世界に伝える
お酒をお届けいたします。