Dry Gin Distilled in Hiroshima
1856年(安政3年)、広島 呉の地に創業。
私たち三宅本店は『伝統を守りつつも新たな挑戦を続ける』という強い意志のもと、酒の味を大切にしながら100年以上に渡って日本酒造りに取り組んでいます。
広島から始まり全国・海外に酒をお届けする中で、
私たちが改めて意識したのは自分たちが豊かな自然に囲まれて日々暮らしているという事実と、そこで育まれた酒の魅力を世界に伝えていきたいという強い想いです。
そして2020年、私たちは瀬戸内の地でジンの開発に着手しました。
日本酒にとどまらずジンという新たな角度から、素材を活かした瀬戸内の酒の美味しさを世界に発信し続けます。
私たちが最も大切にしたのは、「レモンの美味しさがしっかり感じられる味わい」です。
一般にジンの味と言ってもイメージが伝わりにくく親しみを持つ方も限られます。私たちはあえてレモンをキーボタニカルに選ぶことで、初心者の方からヘビーユーザーの方まで誰もが飲みやすいジンであることを目指しました。そしてレモンの美味しさを表現するために試行錯誤を重ね、柑橘の油分を豊富に含ませることでレモンのフレッシュ感・果実感が感じられる豊かな香りと味に仕上げました。
またレモンと相性の良い緑茶を組み合わせることで、ジンの味わいをより一層深めています。
使用する水は呉の銘水『灰ヶ峰伏流水』です。
灰ヶ峰は広島県呉市に大きくそびえ立つ標高737mの独立峰です。
灰ヶ峰の地下に流れる伏流水を、自社の井戸で地下60mから汲み上げて使用しています。ほどよくミネラルを含む上質な水は軟水に分類され、口当たりがやわらかくまろやかで飲みやすい特長があります。
これらの素材と要素を活かすことで、「クラフトジン瀬戸内 檸檬」のレモン果皮を感じさせる爽快な香り、ほのかな甘みと苦味がバランス良く調和した絶妙な味わいが誕生しました。